革製品に執着するようになった話。
2016/09/20
小学生の時から革製品が好きで、それから大きくなるまでずっとお店の商品をみるたび、丈夫で長持ちする革なのか??エイジングして素敵に変化する革なのか??鋭い目線で革製品を見ていたのを覚えています。
なんでこんなにも革製品に執着してしまったのか。
自分を振り返りながら書き綴ってみたいと思います。
きっかけは赤い靴
わたしの革好きになったきっかけの話をしようと思います。
革好きは小学生から始まっているのですが、革製品に執着をするようになったきっかけは両親からプレゼントされた赤い革靴でした。
革製品を手に持ったのはこの時が初めてで、このとき小学3年生の雪深い冬でした。
外は真っ白の雪景色、靴を履いて歩くには多すぎる雪で、靴で歩けるほど雪が減るのを待っていましたが、やっと靴で歩けるほど雪が減った頃には靴は入らなくなりました。
足が大きくなってしまったのです。
プレゼントされた靴は室内で一度試し履きしただけで、それから二度と履くことはありませんでした。
そうとう悔しかったのを覚えています。
大好きな赤い靴でしたからね!
ちょっと変な?小学生
それから革製品に執着してしまった小学生の私。
おこずかいで買える革製品をお店でみては買ってみたり、両親のお古の革の財布をもらったり、自分なりにメンテナンスしたり、小学生から革製品を愛用していたちょっとへんな小学生でした。
足が大きすぎて入る靴がない
初めての革靴から数年たって、やっぱり革靴が履きたいと思うようになりました。
だけど、、あいにく小学生高学年になるころには私の足は25.5センチ。
今でこそインターネットでどこでも買えますが、当時はインターネットは普及していなかったので、近所のお店でしか手に入る手段がありませんでしたし、売っている靴はあっても25センチまでで、革靴を手にいれることは諦めていました。
でも、中学生になると制服に合わせるローファーが必要になりなんとか入るサイズの革製のローファーは見つけることができました。
両親に教えてもらい靴の手入れをしていたけれど履いて少ししかたっていないのに革の表面が細かくバキバキと割れてしまったのでした。
「いい革質だったらこんなことには・・・」中学生女子の心の奥に黒い想いがふつふつと湧いてきたのがこの頃です。
合成皮革のローファーを選ぶという選択肢もあったのでしょうけど、小学生から革好きだったので合皮を買うなんて問題外でしたね。
冬は男性もののブーツ
中学校、高校生の時、冬場は雪が道路に降り積もっているので普通みんなブーツを履きます。
女子も、男子もみんなブーツ。
でも、、女子が履くようなブーツでサイズはなく、しぶしぶ男性もののブーツを履いていました。
だって女性もののブーツではサイズがありませんでしたからー
男性ものの靴というのは幅が広く、女性の同じサイズのものと比べてもだいぶ大きく見える作りになっているので相当足の大きな子に見えただろうな、って思います。
足が大きく見えすぎるブーツを履いていたことはとても嫌でしたが、男性ものの革製品に初めて触れたことで、これはこれで革質のよさを知ることができました。
今まで履いていたローファーは新しいものを買ってもすぐひび割れてしまっていましたが、男物のブーツはメンテナンスをサボっても革にダメージがありませんでした。
それどころか、履けば履くほど風合いが増してきて素敵な雰囲気になっていきました。
おそらくこのとき、エイジングということを意識したのではないかと思います
やっと革靴を手に入れる
大学生になりやっとわたしの足に入るサイズの女性ものの革靴が見つかりました。
靴屋のおばちゃんオススメのSAYAの靴でした。
とても履きやすいのよ〜とオススメしてくれて、履きやすいのと、表面に塗装はされているのに、ひび割れることもなく、履くほどにシワがいい味になって気に入って履いていました。
そのあとお店のおばちゃんオススメの革バッグも買ってしまいました。
メンテナンスすれば長持ちする
これがおばちゃんオススメの革バッグ。
購入してから十数年たったけど、問題なく現役でつかっています!十数年たっているとは思えないほどしなやかな感じじゃないですか??
残念ながら、靴は十数年メンテナンスしながら履き続けてきましたが丁度1年前に縫い目が切れてしまい本当に、履けなくなってしまいましたが、いい革靴ってメンテナンスすればほんとうに長持ちするんですよ。
革靴を長い間履き続けてきた理由もあって、足が大きくて入るサイズの靴があまり売っていないというのと、サイズがあっても好みの革質でないと履きたくないので私の手持ちの靴は少ないのです。
そのため、革製品のメンテナンスについてはメンテナンスしないと革製品が使えなくなるからしかたなくメンテナンスするという気持ちでメンテナンスしてきました。
だけど、その甲斐あってかメンテナンスの知識も増えて革製品のメンテナンスも上手になって長持ちさせることができたんだな、って思いますよ。
革靴好きから革製品好きになった
結局、私の革製品好きは小学校のとき初めて買ってもらった革靴にはじまり、大きくなって足が大きいせいでなかなか手に入らない革靴がきっかけで革靴に執着していったんですね。
そして、革靴が数少なかったからこそ長持ちさせるためにメンテナンスをするようになり、メンテナンスする中で革質にこだわるようになり、革製品好きになったんだなーって思います。
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