擦れてる革のジャケットも素敵だよね。だけどほどほどに。

2020/04/29

最近はこのご時世ですので手作りマスクをせっせと作って知り合いの知り合いの知り合い、、とちょっと遠い間柄の方に送るためにマスクを大量に作る日々を送っていました。

最中、ミシンの調子がおかしくなって、手縫で大量のマスクを縫うなどちょっと修行のような状態に陥っていましたが、

もちろんこの時期なので冬にきた革のジャケットのメンテナンスの依頼もせっせとしていましたよ。

で、いつも通り、カビがたくさんだったり、綺麗だけど、また次のシーズンも綺麗に着れるようにメンテナンスして欲しいという依頼が来ていました。

簡単な革の色のはげたところの補修の仕方（★）をこのブログでも紹介してるけど、

擦れた革製品も素敵だなー

なんて、思っているのも事実。

なんかカッコイイよね。

これはこれで使い込んで味があっていいなーって、なにもしないほうがいいんじゃ？って思うこともしばしば。

でも、たぶん、メンテナンスをせずに着てて、擦れた状態がもっとひどくなって、切れる寸前になってる部分もあったりするジャケットがたまにあって、少し悩んでしまう。かっこいいんだけどね。

オイル補給したり、サフィールレノベイティングカラー補修クリームで補色してあげたり、擦れたのをわざと放っておいたり、っていうのをうまい具合にして長期間、かっこよく、着れたらいいんだろうなーって思うんだけどなあ。

とにかく！ワンシーズン着て、見た目が綺麗でも、固く絞った布でさっと全体を拭いて数時間置いてから、うすーくラナパー塗って、数日風通しのいいところに置いて、よく開け閉めする場所に間隔を開けた状態で保管すれば次のシーズンも綺麗な状態で着れます！

革の専門店に出してメンテナンスしてもらったから安心な訳じゃなくて、一番大事なのは家での保管場所。保管の仕方。

湿り気がなくて空気の循環がいいところにおけば普通はカビたりしないはずです。

もし、専門店からかえってきたときに、半分不織布で半分ビニールのカバーで覆われていたとしたら、このカバーは外した状態で保管した方がいいです。

ビニールの部分で蒸れてカビの原因になりますよ。

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