ネットショッピングで長持ちする革靴を選ぶコツ。
2017/03/27
田舎に住んでいるのでネットショッピングを利用して革製品を購入することが多いです。
長年革製品を見てきたのでなんとなくの感覚で良質な革なのかわかるので、ネットショッピングで革製品を購入することに抵抗はあまりないです。
革製品を購入するときに毎回同じブランドを購入している人にとってはネットショッピングを利用する事は全く抵抗ないと思うのですが、今回は今まで購入したことのないブランドを購入したいときの選ぶコツを紹介したいと思います。
革の質はピンキリ
コツといっても、一番簡単なのは金額が目安かな、って思います。
実物もみたことない革製品を購入するのってかなり勇気がいることでちょっとした賭けだと思います。
革の質って、ほんとにピンキリでまるで合皮のように長持ちせずに数年でダメになってしまう革もあるんですよね。
安い革製品に良質なものはない。
良質な革製品と言えば高ければほんとにいいものはいっぱいあります。
安すぎるものはもちろん良質なものはありません。
たまにありますよね、「本革の紳士靴が1万円」って、かなり要注意です。
というか買っちゃダメです。
履いてついたシワの部分がしっかりメンテナンスしてもしなくても早い段階でシワがひび割れへと変わるはずです。
もちろんメンテナンスしたほうがひび割れするのは遅くなるけれどあまり変わらない場合が多く、また履くほどにいい風合いにエイジングしてくれません。
高価な革製品なら良質なものがたくさんあるけれど、そんな高価なものはなかなか買えないですよね。
かといって、見た目で選んでも良い革なのか?わからない場合が多いと思います。
経験上、良い革は値段と比例する場合が多かったですね。
有名ブランドの場合、ブランド料みたいなのが上乗せされているのでそれは除外するとして、ここでは長持ちして使うほどにいい風合いにエイジングしてくれる革靴のおススメの価格帯を紹介したいと思います。
おススメの価格帯の革靴を買えば大概はずれはないです。
良質な革靴のオススメの価格と理由
革靴は女性物なら2万円前後〜、紳士物なら5万円前後〜。
女性物の靴で1万5千円くらいの革靴と2万円前後の革靴では全然違うんです。
1万5千円の靴を買うのなら少し頑張って5千円をだして靴を買うことをお勧めします。
1万5千円の革靴も2万円の革靴も持っていますが、1万5千円の革靴はメンテナンスしながら数年履いても風合いがあまり良くならない上に自分の足にあまり馴染まず、物足りない気持ちになります。
良質な革なら年数を重ねるにつれてできる履きシワも素敵な風合いにエイジングしてくれるんです。
また、革って、伸びるので履く人の足の形に沿って伸びることでよりはき心地が良くなりますが、1万5千円のものではあまりそれが実感できませんでした。
紳士物の革靴を買うなら5万円〜という理由も女性物の靴と同様で、履いた時の革の伸び縮みや年数を重ねることでできる履きシワなどのエイジングが歴然の差です。
とはいえ、紳士物の靴は女性物の靴と比べてかなり高いので5万円の靴ではなく3万円の靴を買いたい衝動に刈られてしまうこともあると思いますが、年数を重ねるほどに素敵な風合いにしていきたい、っていう人にはやっぱり5万円前後〜の靴をお勧めします。
私が主人にオススメした長持ちする革靴
ちなみにうちの主人の靴。
7年前に購入したジョンストンアンドマーフィーの靴です。当時5万円ちょうどくらいで購入しました。
良質な革を使っているのでシワの部分を触っても硬くなくひび割れする雰囲気がありません。
ひとつ言い忘れていたのですが、良質な革製品はメンテナンスをサボっても革がカサカサになることがあまりないんです。
そういう意味でも購入する時は高くてもメンテナンスのことを考えたら後々楽です。
ちなみにうちの主人は靴のメンテナンスなんて数えるくらいしかしていないのですが、7年たった今でも革はしっとりとしています。
もちろんマメにメンテナンスしたらもっといい雰囲気になりますよ。
私がオススメする革靴メーカー
最近注目しているのは大塚製靴さん。
高級紳士靴を紹介している雑誌によく紹介されていて明治5年から日本人向けに靴を作り続ける皇室御用達靴メーカーです。
ホームページを見てもわかりますが、M5シリーズは注文を受けてから職人さんたちが一足ずつ製作に取り掛かってくれています。
高級紳士靴雑誌に紹介されていると聞くとちょっと足が遠のいてしまう気持ちになるけれど、価格帯も5万円前後から10万円台と幅は広いのだけど使う頻度の高いフォーマルに使えるストレートチップの靴は5万円前後で購入できるものもあり、このクオリティーでこの値段はかなりすごいです。
また、女性物の靴でオススメなのはもちろんSAYA
10年以上前から履いている靴はSAYAで、履き心地がとても良く長時間歩いても疲れないんですよね。
雨の日も晴れの日もほぼ毎日のように履いてきた靴だけど、それでも十数年履けるほど長持ちした靴というのもポイントだし、そしてなにより、足の大きい私でも入る大きい靴のサイズ展開がされていることもポイントです。
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