革製品を購入する前に使いたい時にはカビてる革製品についてちょっと考えてほしい。
2017/09/28
寒くなってくると革製品を使う人が増えてきて、革製品の仕事が増えます。
だけど、前回の記事でカビ取りの仕事について書いたけれどほんと、カビがついたから取ってほしいという依頼がものすごく多いです。
革製品を持つのなら取り扱いに注意してほしい。
お仕事の依頼がきたらやります。
だけど、ちょっと毎回がっかりしてしまいます。
あまりにもカビがすごくて、革好きとしてはもう少し革製品について考えてほしいな、って思ってしまいます。
カビは取れるけど、カビが多すぎたら退色を起こすし、退色が起こったら色補修すれば元の状態には戻せるけれど、やっぱり色補修せずに買った状態の方がいいに決まってるんです。
お金もかかるし、革製品にダメージがうけるし、カビを生やしていいことなんかないです。
カビが生えたものがあるってことは病気の原因にもなってしまうし。
体にも悪いです。
革財布はカビない不思議?
でも、革財布だけはカビを生やしてしまった、って聞きません。
それはあたりまえで毎日使っているからある程度、空気にふれさせられるしずっとバッグに入れっぱなしということはないからです。
革製品にカビが生える条件は暗いところ、風通しの悪いところ、湿っぽいところ。
この条件が揃わないように、
手持ちの革製品はいつも目の届くところに置いて、クローゼットの洋服の間にしまったりせず、クローゼットの奥の奥にしまったりしないようにお願いしたいです。
革好きからのお願いでした!
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